15年経ってもまだまだ出てくる裏話!?
リバコメ!!×TVアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」
イベントレポート
2006年10月より放送開始し、絶大な人気を博したアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』のイベント、第10回リバコメ!!×「コードギアス 反逆のルルーシュ」が10月2日(日)、東京・有楽町の有楽町朝日ホールで行われた。イベントには、ルルーシュ役の福山潤さん、C.C.(シーツー)役のゆかなさん、ジェレミア役の成田剣さんが登壇した。
成田さんは冒頭、ジェレミアの印象的なセリフを引用して「オハヨウゴザイマシタ」と挨拶。「コメンタリーをステージでやるのは初めて。このメンバーでももちろん初めてなのでどうなることやら・・・」と心配げな様子。一方、進行役の“リバくま”くんに「当時のことは忘れていない?」と聞かれた福山さんは、「その質問は、愚問です」と一蹴。「忘れられないことだらけですよ」と語ると、ゆかなさんは「言えないこともいっぱいあるけどね」と意味深発言で笑いを誘った。
昼公演の前半は第1話を上映。福山さんは「こんなにも長く愛してもらえるようになるなんて、当時は思わなかった」と感慨深げ。「世界観やキャラクターのバックグラウンド、シーンの効果音に至るまで、あらゆるところに制作スタッフのこだわりがある」と語った。本作は、監督の谷口悟朗氏のほか、音響監督に浦上靖夫氏、井澤基氏ら多くのスタッフが関わる作品。福山さんが「方々から無理難題を言われたこともありましたけど、結果として、状況に抗い続けたルルーシュの状況にマッチして、演技にも影響していたかもしれない」と分析すると、ゆかなさんは「たしかに、がんばって悪いことを言っている感じが出ていた」と振り返った。
また、オーディションをルルーシュ役で受けたという成田さんが、「ほかのキャラクターがどんどん死んでいくから、ジェレミアもすぐ死ぬだろうなと思っていた。いつ死んでもいいや、くらいに」と振り返ると、福山さんは「聞いた話では、一番最初に配役が決まったのは成田さんのジェレミアらしいですよ。ルルーシュ役をやる成田さんの声を聞いて、即、ジェレミアに決めたらしい」と明かした。
質問コーナーで「苦労したシーン」について聞かれた福山さんは、苦労して収録した“高笑い”のシーンがカットされたエピソードを披露。低めの声で演じる中での高笑いが非常に難しく、何度も練習したことを明かし、「1カ月後にオンエアを見たらカットされてて!」と興奮気味。駅に電車が入ってくる轟音に紛れて高笑いの声を出し、周りの人が振り向いても知らない顔をしてやり過ごしていたと、練習の苦労話を明かした。
その後も、テーマトークやプレゼント抽選会などで会場を盛り上げた3名。この日、12月5日のルルーシュの誕生日を記念したイベント「15周年 コードギアス 反逆のルルーシュ お誕生日おめでとう上映会」の開催が12月4日(日)に開催されることが初めて発表されると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。