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リバコメ!!×TVアニメ「さんかれあ」イベントレポート
2012年4月から6月までTBSで放送された人気アニメ「さんかれあ」の10周年を記念したイベント、リバコメ!!×TVアニメ「さんかれあ」が9月11日(日)、埼玉・川口にあるSKIPシティ彩の国ビジュアルプラザで行われ、散華礼弥役の内田真礼さんと、左王子蘭子役の矢作紗友里さんが登壇した。
昼公演のイベント冒頭で矢作さんは、「おとといの夕食も思い出せないのに10年前なんて・・・。全力で思い出します」と挨拶。本作が初主演作である内田さんは、「収録の初日は小さくなってました。見るのがこわいです。鳥肌が・・・いや、高揚感がありますね!」とリバイバル上映に臨んだ。
まずは第1話を上映。散華礼弥の初セリフのシーンが近づき、矢作さんが「きますよ、きますよ!」と煽ると、内田さんは「そわそわする・・・」と不安な表情。実際に散華礼弥がセリフを話すと、恥ずかしさのあまり頭を抱えた。
また、内田さんは「この頃の演技は、この頃の自分でないとできない」と語ると、矢作さんも「たしかに、1年目は1年目の芝居があるよね」と賛同。「私は最初の頃、台本をめくるのが下手すぎてペーパーノイズがすごかった。先輩が一緒に居残りしてくれて、台本のめくり方を教わっていました」と明かすと、内田さんは「矢作さんのデビュー作、リバコメ!!で上映しましょうよ」と提案。矢作さんは「絶対無理だから!」と一蹴した。
「この頃の自分にしかできない」と話した2人だが、続くコーナー「あのシーンをもう一度…Remember me」では、それぞれの登場シーンのセリフを、生アフレコで再現する企画に挑戦。内田さんは、散華礼弥が主人公・千紘に対し、「私が・・・ゾンビになったら、責任取ってくれるってことですね・・・?」と語りかけるシーンを再現。当時より深みを増した演技に、矢作さんも「今もできるよ、すばらしい」と絶賛した。一方の矢作さんは、左王子蘭子が排水管に体が挟まり身動きが取れなくなるシーンで、置き去りにする千紘に呼びかけるシーンを熱演。「千紘のバカー!!」と絶叫すると、内田さんは「10年の経験を経ると『バカ~』の言い方が変わるんですね」と妙な分析をした。
その後、プレゼント抽選会などを行い昼公演は盛況のうちに終了。夜公演では、第6話と第12話を上映し、当時を振り返りながらのトークでファンを楽しませた。